アドレス帳ウィジェット無しのインテグレーション
いくつかのシナリオでは、アドレス帳ウィジェットから購入者住所を取得する必要がないかもしれません。配送先住所が必要ない場合(例えば、デジタル商材を販売している場合)や、販売事業者が購入者アドレスを取得したい場合では、購入者情報を取得するためにアドレス帳ウィジェットを利用する必要がないかもしれません。
注意:購入者からの住所を取得するためにAmazonのアドレス帳ウィジェットを利用しない場合は、トランザクションはAmazon Payの支払保護ポリシーに準拠されません。Amazon Payの支払保護ポリシーの詳しい情報は、Amazon PayのWebサイトのAmazon Payカスタマー契約を参照してください。
Amazon Payの支払保護ポリシーは物品販売のみ適用します。
このケースでは、Billing Agreementオブジェクトを生成しなければなりません。これを行うには、ウィジェット呼び出しのパラメータの1つであるonReadyコールバック機能を指定する必要があります。onReady機能はウィジェットが表示された時にBilling Agreementオブジェクトと同時に呼びだされます。Billing Agreementオブジェクト上のgetAmazonBillingAgreementId()関数を呼び出すことでbillingAgreementIdを取得できます。
Amazon PayのインテグレーションのいたるところでamazonBillingAgreementIdが必要な場合は、それを保存しなければなりません。
次のサンプルはアドレス帳ウィジェットを必要としないシナリオをサポートするためのお支払い方法ウィジェットの表示方法です。
<!--- put the style below inside your CSS file -->
<style type="text/css">
#walletWidgetDiv {width: 400px; height: 228px;}
</style>
<div id="walletWidgetDiv">
</div>
<script>
new OffAmazonPayments.Widgets.Wallet({
sellerId: 'YOUR_SELLER_ID_HERE',
onReady: function(billingAgreement) {
var billingAgreementId = billingAgreement.getAmazonBillingAgreementId();
},
agreementType: 'BillingAgreement',
design: {
designMode: 'responsive'
},
onPaymentSelect: function(billingAgreement) {
// Replace this code with the action that you want to perform
// after the payment method is selected.
},
onError: function(error) {
// your error handling code
}
}).bind("walletWidgetDiv");
</script>
これは「Step2:アドレス帳とお支払い方法ウィジェットの追加」と似ており、CSSによってウィジェットのサイズを設定します。お支払い方法ウィジェットは提供されたスペースに適合するためにリサイズされます。ブラウザウィンドウのサイズでリサイズするためのウィジェットが必要なレスポンシブサイトを構築したい場合はメディアクエリーを利用できます。