インテグレーション概要
次の概要は、Webサイトで代表的なAmazon Payの利用方法です。このステップは、購入での利用と支払処理の2つのグループで構成されています。
Amazon Payを購入で利用
- 購入者が購入フローを開始するページ(例えば、アカウント生成ページ、ショッピングカート、商品詳細ページ)にAmazonアカウントでログインボタンまたは Amazonアカウントでお支払い ボタンを追加します。Amazonアカウントでログインボタンは、購入者にAmazon認証を利用します。Amazonアカウントでお支払いボタンは認証と支払で利用できます。
- 購入者の証明が成功した後は、配送先住所を収集するページ上にAmazonのアドレス帳 ウィジェットを表示し、支払情報を収集するページ上にAmazonの お支払い方法ウィジェットを表示します。
- 配送料を計算するためにGetOrderReferenceDetails処理を呼び出して配送先住所を取得します。その後で購入者に配送料を表示します。
- (オプション)注文確認ページに参照のみのアドレス帳とお支払い方法 ウィジェットを表示します。
- AmazonにSetOrderReferenceDetails処理を呼び出して、注文合計金額とその他のオプション情報を提供します。
- 購入者が注文を完了した後で、AmazonにConfirmOrderReference処理を呼び出して注文を確定します。
- Amazonアカウントでお支払い ボタンのゲストアウトチェックアウトオプションを利用している場合は、AmazonにGetOrderReferenceDetails処理を呼び出して完全な配送先住所を取得します。
- 購入者に購入完了画面を表示し、注文完了メールを送信します。
注意:Amazonも「ご利用内容の確認」メールをOrder Referenceを確定させた時に購入者へ送信します。これはAmazon Payを利用して購入支払が生成されたことを確認する情報です。このメールは注文された時と後ほど実行されるオーソリ要求とは関係ありません。
次のイメージはAmazonログインとAmazon Payを利用した注文で有効な方法を説明します。
次のイメージはAmazon Payを利用した注文で有効な方法を説明します。
支払処理
- Amazonにオーソリ(Authorize)処理を呼び出して購入者の支払をオーソリします。
- オーソリ(Authorize)リクエストの処理ステータスをオーソリのインスタント支払通知で確認します。Amazonは同期と非同期モードのオーソリ(Authorize)処理の両方を提供していることに注意してください。 同期モードでは、すぐにOpenかDeclined の処理ステータスを受け取ります。非同期モードでは、最初にオーソリオブジェクトの Pending ステータスを受け取ります。非同期モードが完了した後は、Amazonは最終処理ステータスをインスタント支払通知(IPN)経由で通知します。 非同期モードを利用している場合は、Amazonからの最終処理ステータスを受け取るまで購入者の注文完了を待たせることはありません。Amazonに注文を確定した後は、すぐに購入者には注文完了ページを表示するべきです。
- 注文を出荷し、売上請求(Capture)処理を呼び出して支払の売上請求(Capture)を行います。
- 売上請求(Capture)要求の処理ステータスをCapture IPNで確認します。Amazonは売上請求(Capture)に成功した後で購入者へ「ご請求内容のおしらせ」メールを送信します。
- 注文金額の売上請求(Capture)した後で、OrderReferenceオブジェクトをClosed にするためにCloseOrderReference処理を呼び出します。Amazonはこの注文が完了したことを購入者に示すことに利用します。一度 Closed にしたOrderReferenceオブジェクトは追加のオーソリが出来なくなり、追加の売上請求(Capture)ができなくなることに注意してください。
- 返金が必要になった場合は、返金(Refund)処理を呼び出して実行できます。
- 返金要求の処理ステータスをRefund IPNで確認します。Amazonは返金に成功した後で購入者へ「ご返金内容のおしらせ」メールを送信します。
次のイメージはAmazon Payを利用した方法を説明します。